SCAJ2025

Nov 5. 2025 Blog | info

SCAJ2025に初めて参加して、いちばん強く感じたのは「コーヒー業界全体の熱量」と、その中でPOTとしてどう在りたいか、という視点でした。

会場に一歩入った瞬間から、抽出されていくコーヒーの香りと、それぞれのブースが表現する世界観に圧倒されました。同じ「コーヒー」を扱っているのに、豆の選び方、焙煎の考え方、レシピ、接客のスタイルまで、本当にお店ごと・人ごとに違う。その一杯には、その人やお店の「哲学」や「価値観」が、はっきりとにじみ出ていました。

テーブル越しに、「この豆はこういうイメージで焙煎しました」「こういうお客様に、こんなシーンで飲んでほしいんです」と話してくれるロースターやバリスタの姿を見ていると、コーヒーはただの飲み物ではなく、“お店が何を大事にしているかを伝える媒体”なんだとあらためて実感しました。

POTとしても、日々焙煎や抽出の中で大切にしていることはありますが、SCAJの会場では「まだまだ表現できることがある」「もっとPOTらしさを一杯の中に込められる」そんなふうに、背中を押された感覚がありました。

技術だけを突き詰めるのではなく、
・POTが大事にしている“コーヒー、一杯”とは何か
・鹿屋や小浜という土地で、どんなコーヒー体験を届けたいのか
・お客様がカップを手にしたとき、どんな気持ちになってほしいのか
そういったことを、もっと言葉にして、焙煎やレシピ、ラインナップに落とし込んでいく必要があると感じています。

今回のSCAJ2025は、新しい情報や豆を仕入れたというよりも、これからのPOTを考える上で、背中を押してもらえた時間でした


これからカウンターに立つとき、ハンドドリップで一杯を差し出すとき、
「あの会場で感じた熱量」と、そこで出会ったロースターたちの姿を思い出しながら、
POTなりの哲学を、日々の営業の中で少しずつ形にしていきたいと思います。

新しいコーヒーの提案や、ワークショップ、豆のラインナップにも、SCAJでの学びやインスピレーションを反映させていきますので、これからのPOTのコーヒーも、ぜひ楽しみにしていてください。

Category / Archive