Indonesia Gravfarm Sukaratsu Washed

Nov 20. 2025 Blog | info

インドネシア飲み比べロットの登場です。
“Indonesia Gravfarm Sukaratsu Washed”

インドネシアは西ジャワ州スカラツ地区。精製は、ローカルプロセス”Dry Hull(ドライハル)”が採用されており、欠点豆が少なく、最新設備で色差選別された高品質ロットです。

カップは、まるで”はちみつレモンティー”を思わせる上質で透明感のある味わい。
アップルレモンのような爽やかさに、白桃やハチミツのシロップのような丸みのある甘さ、そして紅茶のようなニュアンスが絶妙に溶け合います。

バターやクリームを使った洋菓子、柑橘系のスイーツがよく合います。
インドネシアらしさを残しながらも、洗練された明るさと甘さを楽しめる美しい一杯です。

※Dry Hull(ドライハル)とは
ドライハルというコーヒーのプロセス、あまり聞きなじみがない方も多いかもしれません。
コーヒーが好きでも、はじめて聞いたという方もきっといらっしゃると思います。

ドライハルとは、Dry(ドライ)=乾いた
Hull(ハル)=殻・外皮をむく。または殻そのもの。
主にインドネシアで使われてきた、伝統的な精製プロセスのひとつです。
雨が多く、湿度が高く、土壌も日本とはまったく違うインドネシアの環境の中で、
「どうやったらコーヒーをしっかり乾かして、安定して出荷できるか?」
という、生産者たちの知恵から生まれました。

インドネシア特有の
・気候(スコールのような強い雨、乾きにくい空気)
・土壌(火山性土壌など、個性のあるテロワール)
・小規模生産者が多いという生産背景

こういった条件の中で、
時間をかけて育まれてきたのが、このドライハルという伝統的なプロセスです。

名前は少しマニアックですが、インドネシアの土地と生産者の暮らしがぎゅっと詰まった、ストーリーのある精製方法のひとつです。

オンラインショップ・店頭どちらでもご購入いただけます。毎日の定番にも、“ほっと一息”のご褒美カップにも。ぜひ一度お試しください。

オンラインショップはこちらから。

11月 ハンドドリップワークショップのお知らせ

Nov 12. 2025 Blog | info

POT A CUP OF COFFEEでは、11月もハンドドリップワークショップを開催します。

いつもの一杯を、ちょっとだけ特別に。
そんなきっかけになればと思いながら、バリスタが基礎から応用までじっくりお伝えします。

POTのバリスタが、ハンドドリップで美味しいコーヒーを淹れるコツを、道具の使い方から抽出の考え方まで丁寧にレクチャー。
「ハンドドリップは初めて」という方も、「なんとなく淹れているけれど、もう少し深く知りたい」という方も大歓迎です。

お湯の注ぎ方ひとつで変わる味わいの違い、豆の焙煎度や挽き目によるバランスの変化、家でも再現しやすいレシピづくりなど…
実際にご自身でドリップしていただきながら、「なぜこうなるのか?」という部分もかみ砕いてお話していきます。

前回のワークショップでは、みなさん最初は少し緊張気味でしたが、ドリップを重ねるうちに表情がどんどん真剣に、そして楽しそうに。
湯を注ぐ手元を見つめながら、香りの変化に「おお〜」と声が漏れたり、飲み比べで好みの味を見つけて盛り上がったり。
終わる頃には「家で淹れるのが楽しみです」「朝のコーヒーの時間が変わりそう」といった言葉をたくさんいただきました。

今回も、少人数制ならではの距離感で、一人ひとりの「やってみたい」「わからない」に寄り添いながら進めていきます。
コーヒーの香りに包まれながら、学びと発見の時間を一緒に過ごしましょう。

<ワークショップ詳細>
・日時:11/16(日)10:00〜11:30
・場所:POT A CUP OF COFFEE(鹿屋店)
・料金:¥2,500(税込)
・定員:6名ほど(少人数制)
・内容:豆選びの考え方/お湯の温度と抽出への影響/お湯の注ぎ方(レシピと実践)/テイスティング&飲み比べ/ご自宅での味の調整方法 など
・特典:POTのコーヒー豆100g付き(おうちに帰ってすぐに復習していただけます)
・ご予約方法:DM・店頭・お電話にて承ります。

お席に限りがあるため、気になる方は、ぜひお早めにご予約ください。
みなさんと一緒に、ハンドドリップの時間を楽しめることを、スタッフ一同楽しみにしています。

SCAJ2025

Nov 5. 2025 Blog | info

SCAJ2025に初めて参加して、いちばん強く感じたのは「コーヒー業界全体の熱量」と、その中でPOTとしてどう在りたいか、という視点でした。

会場に一歩入った瞬間から、抽出されていくコーヒーの香りと、それぞれのブースが表現する世界観に圧倒されました。同じ「コーヒー」を扱っているのに、豆の選び方、焙煎の考え方、レシピ、接客のスタイルまで、本当にお店ごと・人ごとに違う。その一杯には、その人やお店の「哲学」や「価値観」が、はっきりとにじみ出ていました。

テーブル越しに、「この豆はこういうイメージで焙煎しました」「こういうお客様に、こんなシーンで飲んでほしいんです」と話してくれるロースターやバリスタの姿を見ていると、コーヒーはただの飲み物ではなく、“お店が何を大事にしているかを伝える媒体”なんだとあらためて実感しました。

POTとしても、日々焙煎や抽出の中で大切にしていることはありますが、SCAJの会場では「まだまだ表現できることがある」「もっとPOTらしさを一杯の中に込められる」そんなふうに、背中を押された感覚がありました。

技術だけを突き詰めるのではなく、
・POTが大事にしている“コーヒー、一杯”とは何か
・鹿屋や小浜という土地で、どんなコーヒー体験を届けたいのか
・お客様がカップを手にしたとき、どんな気持ちになってほしいのか
そういったことを、もっと言葉にして、焙煎やレシピ、ラインナップに落とし込んでいく必要があると感じています。

今回のSCAJ2025は、新しい情報や豆を仕入れたというよりも、これからのPOTを考える上で、背中を押してもらえた時間でした


これからカウンターに立つとき、ハンドドリップで一杯を差し出すとき、
「あの会場で感じた熱量」と、そこで出会ったロースターたちの姿を思い出しながら、
POTなりの哲学を、日々の営業の中で少しずつ形にしていきたいと思います。

新しいコーヒーの提案や、ワークショップ、豆のラインナップにも、SCAJでの学びやインスピレーションを反映させていきますので、これからのPOTのコーヒーも、ぜひ楽しみにしていてください。

El Salvador Divina Providencia

Nov 5. 2025 Blog | info

El Salvador Divina Providencia “Dark Roast”の販売をスタートしました。
しっかりとしたコクと甘さのあるコーヒーがお好きな方におすすめです。

今回の焙煎は、芯までじっくり火を入れた深煎り。苦味の角をやさしく整えつつ、後味に続く甘さをきちんと残すことを意識しました。火入れのピークを急がせず、甘さの層を作るイメージで仕上げているので、口当たりはなめらかで余韻はクリーンです。

カップから立つアロマは、思わず肩の力がすっと抜けるようなやさしい香り。ひと口目はきゅっとビター、すぐに黒糖のような丸い甘さが寄り添い、ダークチョコの香ばしさがふわりと。冷めるにつれてレーズンやプルーンを思わせる奥行きがゆっくり現れ、どこか懐かしい味わいに。僕は、お店のオープン前に一口、作業の合間にもう一口。リズムを整えてくれるコーヒーな気がします。ミルクを少し落とすとココア寄りになり、派手さはないのに、しっかり満たしてくれる、POTらしい深煎りです。

産地はエルサルバドル西部の山岳地帯。火山灰由来の肥沃な土壌と昼夜の寒暖差に恵まれ、ぎゅっと締まった生豆が育ちます。この環境はチョコレートライクな甘さときれいな後味につながり、深煎りでも重たくなりすぎない“抜けのよさ”をもたらします。土地の穏やかさが、そのままカップの落ち着きに映る印象です。

飲み方は、ハンドドリップでじんわり甘さを引き出すのがおすすめ。お湯はやや低め(88〜90℃)にすると苦味が丸くまとまります。ミルクとの相性も良いのでカフェオレにして満足感のある一杯に。アイスならビターとスイートのコントラストが心地よく、食後にもすっとなじみます。

オンラインショップ・店頭どちらでもご購入いただけます。毎日の定番にも、“ほっと一息”のご褒美カップにも。ぜひ一度お試しください。

オンラインショップはこちらから。

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